SSL グローバルサインのサイトシール

このサイトはGlobalSign社のSSL証明によって通信の安全が確保されています

丹精こめて〜恵みに感謝 JAたまな 熊本いちご「ひのしずく」

熊本で生まれた「いちごの王様」ひのしずく

平成7年から8年間をかけて品種開発された熊本県オリジナルの品種「ひのしずく」。水に恵まれた熊本と、みずみずしいいちごのイメージから「ひのしずく」と名づけられました。ボリューム、甘味、果汁の量、すべてにおいて優れ、大粒のルビーのような美しさから、国内はもとより海外でも人気が高まっています。

JAたまな 熊本いちご「ひのしずく」

みつばちによる交配
JAたまな  いちご農家 小山高廣(たかひろ)さん、富士子(ふじこ)さん

いちごの生産量が全国でもトップクラスの熊本県。なかでも熊本県北西部に位置する熊本県玉名市は、太陽の光があふれる穏やかな農村地帯で、全国有数のいちごの生産地です。 北に小岱山(しょうたいさん)、南に有明海をのぞみ、地下水や菊池川の豊かな水に恵まれたこの地で育まれる「ひのしずく」は、大粒で甘みが強く、口に含むとこぼれんばかりの果汁があふれだすことから「いちごの王様」と呼ばれています。従来のいちごの糖度が11〜12度なのに対し「ひのしずく」の糖度は15度程度。11月下旬から5月のゴールデンウィーク頃まで出荷が続き、日本はもとより香港などの海外でも人気を得ています。

極上のいちご。その秘訣は、土づくり

4月中旬の苗作りに始まり、畑の殺菌、土づくり、定植、そして収穫が終わる翌年5月中旬まで、一年を通してじっくりと手をかけることで、質の高い「ひのしずく」は生まれます。しっかりと太陽熱消毒された土壌に、麦わらやバーク堆肥(木の皮が主原料の堆肥)を入れたり、数年に一度は稲を栽培し青刈りするなどの工夫を重ね、いちごにとってバランスのよい土壌作りが行われています。 「しっかりと土作りがなされた土壌では、苗の力が強くなり、大粒で甘みの強いいちごができます。また、ひのしずくは病気がでにくいという品種特性もあるので、農薬を使う回数も少なく、安心して食べていただけます」と語るのは、いちごを作り続けて26年の小山高廣(たかひろ)さん(45歳)と富士子(ふじこ)さん(45歳)。

細やかな水分調整と温度管理が、渾身の一粒を生む

最盛期には一日900パックの「ひのしずく」を出荷する小山さんご夫婦。暖かくなると、いちごの収穫だけでなく、果肉を傷つけないように蔓(つる)状の茎(ランナー)を摘み取る作業に大忙しです。温度管理の行き届いたハウス内では交配用のみつばちが飛びまわり、水分や液肥などの調整を細やかに行いながら、極上の甘みとジューシーな果肉をつくりあげていきます。
早春の淡い光をたっぷりと浴び、きらきらと輝く「ひのしずく」。それは明るく温暖な自然環境、阿蘇外輪山を水源とする清らかな水、そして「安心、安全で、質の高いいちごをつくりたい」という作り手の熱い情熱によって生み出される、おいしい芸術品といえるでしょう。

JAたまな
http://www.jatamana.or.jp/

適正温度を管理する暖房機

取材日 平成22年2月17日