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丹精こめて〜恵みに感謝 JA熊本うき「アンデスメロン」


”安心です”が名前の由来 熊本のアンデスメロン

東に九州山地(※)、西に不知火海(しらぬいかい)をのぞみ、熊本県のほぼ中央に位置する熊本県宇城(うき)地区。 のどかな田園地帯ではぐくまれるアンデスメロンの出荷が、4月中旬から始まっています。 害虫がつきにくいことから、「(作って、売って、買って)安心です」という意味で、その名がつけられたというアンデスメロン。 良質な地下水と水はけのよい大地ではぐくまれる宇城地区のアンデスメロンは、すっきりした甘さとお求め安い価格で人気です。

※九州山地-九州の中央部を北東から南西の方向に貫く山地。熊本県では五家荘(八代市泉村)は、平家落人の里として知られている

JA熊本うき メロン農家 本田 久(ひさし)さん、のり子さん

メロン栽培の様子
メロン栽培の様子
メロン栽培の様子
メロン栽培の様子

初夏の陽光がさんさんと降り注ぐ温暖な気候と、九州山地を水脈とする清らかな地下水に恵まれた熊本県宇城地区。 水昌山(すいしょうざん)の山すそに平野が広がり、西側には不知火海をのぞむ自然豊かなこの地域は、砂混じりの土壌がメロン栽培に適していることから、有数のメロンの産地として知られています。 40年以上前にメロン栽培が始まったといわれる宇城地区は、熊本県のアンデスメロン生産量の3分の1を出荷しており、薄緑色の柔らかい果肉とすっきりとした甘みで人々に親しまれています。 出荷は5月末まで続き、九州はもとより、関東や東北など全国各地に出荷されます。

細やかな温度・湿度管理が
上質なアンデスメロンを育てます。

十分に休ませ地力を蓄えた畑に、1月の初旬から数回にわけて植えられるアンデスメロンの苗。 天気の良い日に、室温を40〜45℃に上げた状態で手早く植えると、しっかりと根付き、その後の生育がいいのだそうです。 すくすくと育った緑の葉の隙間に黄色の可憐な花が咲き始めると、交配の季節。「この時期が一番気を使いますね」と語るのは、アンデスメロンを作り続けて30年の本田久(ひさし)さん(54歳)と、のり子さん(51歳)です。 湿度が高いとミツバチが上に舞い上がり、活発に受粉しなくなるため、天候と湿度に気を配りながら、慎重に作業を進めてゆきます。 また、アンデスメロンは気温が下がると花粉の量が減るという繊細な果物。細やかに温度と湿度を調節することで、ミツバチの力を十分に引き出し、メロンにとって最適な環境を作っていきます。

メロン栽培の様子

「農家は毎年、1年生」

品質を左右する天候はその年によって違うため、永年の経験を重ねてもより良いメロンづくりのためには毎年毎年の気の抜けない工夫が大切です。
薄いグリーンの実がつき始めて15〜16日くらいすると、アンデスメロン特有の網目模様が入り始めます。この頃になると水を控え、収穫に向けて十分に甘みを乗せていきます。 メロンの玉近くの葉が黄色くなり始めると、いよいよ収穫の時期。玉の形が崩れたり、色が黄色くなったりしないように、一つひとつ大切にマットに乗せられたメロンを、JAの指導員がハウス内で検査します。「糖度14度以上」という基準を満たしたものは、この時期、交配から55〜60日程で収穫され、選果場で最終の糖度検査と等級選別を経て、全国各地へと出荷されます。
「感動していただけるアンデスメロンを目指し、日々愛情を注いで育てています」と語る本田さん。 温暖な気候、ミネラルたっぷりの地下水、そして水はけの良い大地。メロンにとってこの上ない環境と、作り手の熱い思いが、なめらかな口ざわりと上品な甘さのメロンを生み出します。

JA熊本うき
http://www.jauki.jp/

取材日 平成22年4月16日