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丹精こめて〜恵みに感謝 JA阿蘇「アスパラガス」

阿蘇の湧水と高原の冷涼な気候にはぐくまれるアスパラガス

雄大な阿蘇五岳をのぞむ熊本県南阿蘇村久木野。高原ならではの冷涼な気候と、南阿蘇外輪山のミネラルたっぷりの伏流水を生かしたアスパラガスの栽培が行われており、3月から10月下旬まで全国に出荷されています。

南阿蘇から阿蘇五岳(ごがく)をのぞむ

アスパラガス農家の藤原孝誠(こうせい)さん
畑から頭を出したばかりの白いアスパラガス

阿蘇は、アスパラガスにとって最高の環境です

「今の季節は、一日10cm以上伸びるんですよ」と語る藤原さん。成長が早い夏場は、朝夕2回収穫することもあるのだそうです。“親木が陰をつくらないように、十分に風が通るように”と心を配りながら、毎朝5時から収穫や親木の手入れに励みます。清らかで豊富な水、夏でも涼しい気候など、阿蘇にはアスパラガスを育てるための最高の条件がそろい、甘くて食味のよいアスパラガスが育っています。

JA阿蘇
http://www.jaaso.or.jp/

大地からにょきにょきと力強く頭を出す
アスパラガス

阿蘇の自然環境と、熊本名水百選に選ばれた「竹崎水源」の清冽な水が、この地に質のいいアスパラガスをはぐくみます。アスパラガス農家の藤原孝誠(こうせい)さん(50歳)のビニールハウスを訪れたとき、目の前にあらわれたのは、繊細な葉と可憐な花をつけた160cm前後のアスパラガスの親木でした。藤原さんがアスパラガスを作り始めて7年目。観葉植物としても人気のあるアスパラガスの親木の根元には、約40cm程の広さに「地下茎」が広がっています。その「地下茎」から、何本ものアスパラガスの若芽が上に向かって伸び、27cm程度になると一本一本丁寧に収穫されるのです。
毎年1月には親木をすべて刈り取り、殺菌や施肥など十分な土作りをします。その後、3月になると1週間〜10日くらいの間“蒸し込み”という作業を行います。“蒸し込み”とは、土壌に十分な水分を与えながら、ハウス内の温度を30〜40℃に上げることで、“眠っている地下茎”を目覚めさせる大切な工程です。すると、それに応えるかのように、3月下旬には地面からすくすくとアスパラガスの若芽が競うように頭をのぞかせます。しかし、すべてのアスパラガスを食用として収穫するわけではありません。5月頃になると、一つの地下茎から出るアスパラガスのうち3本程度を、そのまま親木になるまで大きく育てます。親木となったアスパラガスは、花をつけたり実をつけたりしながら光合成を行い、地下茎に養分を送り続けることで若芽の成長を助けるのです。

アスパラガス栽培の様子

 

 

 

取材日 平成22年6月29日