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熊本県の北部に位置し、有明海沿岸にある熊本県玉名市大浜は、ミニトマトの栽培が盛んな地域です。海からの潮風を受け、すくすくと育つミニトマトは、完熟させてから収穫するため、ぎゅっとつまった甘みと絶妙な酸味が魅力。10月から来年の7月まで、全国一円に出荷されます。 |
「暑くなかか?喉が渇いとらんか?」
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土との対話。まずは土づくりから。緑の葉と黄色の可憐な花の間には、輝く真っ赤なミニトマト。
十分に甘みののった完熟のミニトマトを、一つひとつ丁寧にハサミでつみ取るのは、この地でミニトマトを栽培する林野秀樹(はやしの ひでき)さん(42歳)と、父親の一男(かずお)さん(71歳)です。
天正16年肥後に入国し、熊本城を築城した加藤清正が、干拓を始めたと伝えられる大浜地区。土壌に適度な保水性と塩分があり、有明海からの潮風が吹く温暖なこの地は、ミニトマトの栽培に最適な環境です。 |
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(※1)エコファーマーとは、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に
基づき、都道府県知事が認定した環境に優しい農業者(認定農業者)の愛称です。
JA大浜
http://www.ja-ohama.or.jp/
取材日 平成22年10月22日