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丹精こめて〜恵みに感謝 JA菊池「小玉スイカ」

40年間ひたむきに・・・シャリッとした小玉スイカ

熊本県北部に位置し、阿蘇外輪山の西側に広がる菊池台地。豊富な日照量と水に恵まれた菊池台地では、40年以上前からスイカの栽培がおこなわれ、全国有数の産地として知られています。平均糖度13度以上という甘みと、シャリッとした食感が人気の熊本の小玉スイカ。全国に先駆けて2月の中旬から出荷が始まっており、「今年も皆さんに喜んでいただけるおいしいスイカができました!」と、スイカづくり歴40年の清原啓喜(けいき)さん(59歳)とふさみさん(58歳)ご夫婦は語ります。

JA菊池 小玉スイカ農家 清原 啓喜(けいき)さん、ふさみさん


JA菊池 小玉スイカ

出荷する時期を見極め、
もっともおいしい状態でお届けしたい。

朝夕の寒暖の差と、阿蘇の火砕流が堆積した水はけのよい大地がはぐくむ甘みの強い小玉スイカ。熊本県菊池地区の小玉スイカづくりは、安全安心な土づくりから始まります。米ぬかなどを混ぜ、一年間かけて熟成させた有機堆肥を9月に畑に撒くことで、翌年6月までおいしいスイカを実らせる力強い栽培環境を整えるのです。
11月後半、そこに小玉スイカの苗が植えられ、12月に黄色い花が咲き始めると、一つ一つ手作業で雌花に花粉をつけてゆきます。交配が終わると、受粉した花芽近くのツルに色が異なる毛糸を結び、交配日がわかるように目印をつけます。「交配日から一定の日数で収穫することで、大きさに関係なく熟度(色や食味)と糖度のバランスが一番よい状態で収穫できるんです」。
年が明け、2月の収穫間近には温度を下げ水分を控えることで、小玉スイカに十分な甘みを乗せます。
収穫期になると園芸指導員がそれぞれのビニールハウスを訪ね、生産者と一緒に熟度と糖度をチェック、その後はじめて選果場に送られ最終の糖度検査と等級選別を経て全国へ出荷されます。


毎年異なる気象条件に
対応しながら最善を尽くす。

「収穫が終わるまで、気を抜くことはない」と語る清原さんご夫妻。スイカはとてもデリケートで、受粉から収穫までの各段階で温度や湿度のバランスが少しでも崩れると思うように育ってくれないため、繊細な温湿度管理が必要となってくるのです。「暖房器具や温度計、灌水チューブなどを使って細やかに温度や水分量を調整しますが、機械だけに頼っていてもおいしい小玉スイカはできません。毎年変化する気象条件に柔軟に対応しながら、最後は自分の感覚で調整することが大切なんです」と啓喜さんは語ります。

JA菊池 小玉スイカ

JA菊池 小玉スイカ


一番大事なのは、スイカと対話すること。

「スイカは生き物。一番大事なのは、スイカと対話することですね。たくさん触ってあげると、愛情に応えるように大きくおいしく育ってくれるんです」と語る啓喜さん。みずみずしい甘さとシャリッとした食感、そして冷蔵庫にそのまま入る手軽さからますます需要が伸びている熊本の小玉スイカ。小ぶりな玉の中に、温暖な気候、豊富な地下水、水はけの良い土壌という熊本の恵まれた環境、そして生産者の皆さんの一生懸命な思いがいっぱいつまっています。

JA菊池
http://jakikuchi.jp/

JA菊池 小玉スイカ

取材日 平成23年3月18日