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畑の風景〜いのち育む JAやつしろメロン農家 松田浩一郎さん 由紀子さん 匡史さん

球磨川の豊かな水とミネラルたっぷりの土壌に恵まれた熊本県八代市は、メロンとトマトの有数の産地として知られています。 この地で三代続く農家に生まれた松田浩一郎(こういちろう)さん(50歳)が、メロン作りを始めたのは32年前。 奥様である由紀子(ゆきこ)さん(50歳)とともに歩んだ試行錯誤の道のりを振り返ります。



毎朝5時から、家族で収穫
今が出荷の最盛期です

柔らかな初夏の陽光が降り注ぐ八代平野。東に龍峯山(りゅうほうざん)をのぞむ広々とした田園地帯に、松田浩一郎さんが育てる肥後グリーンのビニールハウスはあります。 肥後グリーンは、糖度の高さとヒスイ色に輝くシャキッとした果肉が魅力。糖度検査で16度以上と判定されたものだけが、全国各地へと出荷されます。 5〜6月が収穫の最盛期といわれる肥後グリーン。太陽光を浴び、緑の葉が勢いよく生い茂るハウス内では、細やかにネットが入った肥後グリーンが、出荷の時を待っています。 毎朝5時には由紀子さん、息子の匡史(まさし)さん(26歳)、そしてパートさんたちとともに収穫を始める浩一郎さん。出荷の最盛期となり、一年で一番忙しい季節を迎えています。

毎朝5時から、家族で収穫 今が出荷の最盛期です

試行錯誤の中から学んだこと

試行錯誤の中から学んだこと

浩一郎さんがこの地でメロン作りを始めたのは32年前。当時、メロン農家は数えるほどしかおらず、由紀子さんとともに、まさしく一からのスタートでした。「卒業した農業高校に駆け込んで、先生に教えを請うこともありました」と当時を振り返ります。試行錯誤の中、机上の知識だけでは質のよいメロンはできないことを実感。経験を重ねながら、自然への畏敬の念を深めるとともに“大事なのは、自分の身体で感じることだ”ということに気づいたといいます。寒暖の差が激しい時期は、ハウスにまめに足を運び、細やかに温度調節をするという浩一郎さん。


そして、息子へ伝えたい思い

「最後に頼るのは自分の勘。息子には“天候が悪いときや、交配などの気の抜けない作業のときは、二日酔いだけはするな”とアドバイスしています。 どこにも負けないメロンをつくるためには、自分の感覚が鈍るとダメなんです」。また、後を継ぐ匡史さんに対して「嬉しいけれど、責任重大です(笑)」と目を細める浩一郎さん。 「メロンを育てる心や、仲間との絆、そして優れた技術などを息子には伝えていきたい。 これからも皆さんに喜んでいただけるようなおいしいメロンを、家族で作り続けていきたいですね」と笑顔で語ってくれました。

そして、息子へ伝えたい思い

JAやつしろ
http://www.kasias.or.jp/ja-ysc/index.htm

取材日 平成22年5月27日