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あ!なるほど豆知識 さつまいも

 

主な種類と特徴

いもの形、皮の色、肉の色などは品種によって様々です。また、日本のさつまいもの用途をみると生食用が5割、ポテトチップス、でんぷん・アルコールなどの加工用途が4割、そのほか飼料用などが1割となっており、生食用以外の用途が半分を占めています。このため、それぞれの用途に適した品種が開発されています。

【高系14号】
皮色は紫紅色、肉の色は薄い黄色をしており、繊維質が少なく甘味が強い品種です。焼きいもにも蒸しいもにも向いています。主として関西地方で栽培されていて、熊本県の主力品種でもあります。
【ベニアズマ】
関東地方で代表的な品種です。皮が厚く加熱すると鮮やかな紅色になります。いもの肉は鮮やかな黄色をしており、甘味が強く、粉質でホクホクしています。特に食味がよいため、焼きいもやお菓子の材料用として人気があります。

原産地と日本への渡米

さつまいもの原産地は中米です。15世紀にアメリカ大陸へ渡ったコロンブスが、スペインに持ち帰り、そこから世界中に広がりました。
日本への渡来については、ヨーロッパに渡ったさつまいもが、アフリカ、インド、中国へと広まって、中国から沖縄を経て鹿児島や長崎に入ったという説が有力です。
また、18世紀前半、蘭学者・青木昆陽が救荒作物として全国に普及させたことは有名です。さつまいもは、江戸時代からの大飢饉や戦中・戦後の食糧不足から多くの国民の命を救いました。
さつまいもを甘藷ともいいますが、甘藷は、調理すると甘味が増すことからあまいも(甘藷)とつけられたようです。

さつまいも

栄養素・機能性成分

さつまいもは、ビタミンB1、ビタミンC、カロテンが豊富に含まれています。さつまいものビタミン類は他の野菜と比べて調理による損失が少ないのが特徴です。それは、ビタミン類が、さつまいもに含まれているでんぷん粒で覆われているからです。β-カロテンは黄色が濃いものほど多く含まれています。緑黄色野菜には及びませんが、それに次ぐ供給源です。

肉質が紫色のさつまいもは、ポリフェノールが多く含まれています。
さつまいものもう一つの注目すべき効用は、「便秘の解消」です。食物繊維がじゃがいもの約2倍あり、さらに、さつまいもを切ったときに出る白い乳液はヤラピンと呼ばれる樹脂の一種で便通を促す作用があります。

選び方

貯蔵することにより糖度が上がるので、1〜2月に出回る貯蔵ものは水分が少なく甘味が濃くなっています。皮にツヤがあり表面がなめらかで太くて紡錘形のものが良品です。極端に細いものや黒い斑点、傷があるものは避けましょう。
また、ヒゲ根があるものは繊維が多いので避けます。

保存方法

適貯蔵温度は12℃±2℃前後で、これより低温では品質低下を招きますので冷蔵庫には入れずに、新聞紙にくるみ保管します。

調理メモ

(参考資料:農畜産業振興機構ホームページ)