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見渡す限り、一面のキャベツ畑!八代海にせり出すように埋め立てられた約400ヘクタールの広大な不知火干拓地。そこに広がる広大なキャベツ畑では、秋冬用のキャベツが青々とした葉を茂らせていました。冬でも温暖な海洋性の気候と、海のミネラルがたっぷり溶け込んだ干拓地特有の土壌、そして、八間川(はちけんがわ)から引いた豊かな水が、噛めば噛むほど甘さが染み出る八代の秋冬キャベツを生み出します。 |
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土作りや給水方法など、成長に合わせた細やかな手間ひまが、甘くて巻きの締まったキャベツを育む。甘みが乗った秋冬キャベツを作るのに、もっとも大切なのは土作りです。8月中旬には、良質な有機たい肥を2トン投入し、さらに定植の一週間ほど前になると元肥(もとごえ)をたっぷりと土にすき込み、十分な地力をつけます。一方、ハウスの中には、種から育てたキャベツの苗がすくすくと育ち、緑色の葉が3〜4枚開いた9月上旬になると、畑に定植します。日差しが強く温度が高い夏場は、水分をたっぷりと与え、畑に根をしっかりと張らせることが大切。苗の ![]() イグサからキャベツの生産へ。
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![]() 一つひとつ手で収穫。
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取材日 平成25年12月3日 |